盾の王の治世。突如、ミガルズ国を守っていた宝玉が光を失い、王都の東方にある封印の地に巨大な地下迷宮が現れた。
開かれた奈落からは瘴気が溢れ出し、緑豊かな森は魔境へと変貌した。
瘴気と共に迫る古の魔物達。
予言の最終節に書かれた言葉に従い、盾の王は迷宮の奥にいるとされる【君主】討伐の宣旨を下した。
「其の者討ち滅ぼすべし。宝玉に力戻りし時は恩賞思いのまま」
やがて各地から腕に覚えのある者、名を挙げようとする者が集まってくる。
それら冒険者は若男女偽善功名問わず、討伐隊(パーティ)を組み、【君主】のいる迷宮と向かっていった。
しかし、その多くは帰らぬ者となり果てた。
貴方は歌い手――吟遊詩人。不思議な力を持つ歌により、多くの仲間たちに力と希望を与える存在。貴方は魔物による罪もない人々への殺戮に心を痛め、愛する人と共に迷宮に挑戦した。
幾多の死闘を繰り広げ、時には仲間を失い、傷つきながらも。ついに貴方は迷宮の最下層へと辿り着く。そこには、諸悪の根源である【君主】が、玉座に座って貴方達を待ち受けていた。
その時、貴方は知らなかった。
そこで愛も、仲間も、力も、全て失い。
ただ、【君主】に弄ばれる「小鳥」にされる運命を。
君主ルーファス
見た目は20代の上級魔族。
迷宮を作り出し、ミガルズを攻めた張本人。
短命種である人間を見下している、諸悪の根源。
見下してはいるが、職務に忠実。
一手一手確実に人間を追い込む作戦指揮を執る。
歌姫に興味を持ち、最下層に彼女らが辿り着くことを楽しみにしていた。
貴方は歌い手――吟遊詩人。
貴方の声には不思議な力が宿っており、貴方が歌を歌うだけで花が咲き、鳥は歌い、人は心を躍らせる。
ミガルズの至宝「蒼の歌姫」。
迷宮から湧く魔物による殺戮に心を痛め、貴方は迷宮の奥で待つ君主討伐に恋人と共に挑戦する。
シナリオ | 皇里奈/草原 |
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イラスト | びねが~(敬称略) |
価格 | 1000円+税 |
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